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ここいらは、川幅の中程まで進んでもせいぜい膝くらいまでの深さしかない。流れも穏やかだ。しかし夜の川は不意に底なしに深まりそうで、黒い水が急に重たくなって、体に絡みつき沈んでいく、そんな想像をさせる。
滝口 悠生 / 死んでいない者 ページ位置:28% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......に無なのではなくてむしろ氾濫なのだという感じを思い描いている。 川や海に体を浸してみれば、空の高くと同じような、物理的氾濫の感覚がいくらか得られるのではないか。ここいらは、川幅の中程まで進んでもせいぜい膝くらいまでの深さしかない。流れも穏やかだ。しかし夜の川は不意に底なしに深まりそうで、黒い水が急に重たくなって、体に絡みつき沈んでいく、そんな想像をさせる。 尻を水につけ、腰を後ろにずらしながらゆっくり背中を浸していく。夜空が高く視界に現れる。先ほどから続いている水流の音は、その出どころである水に最も近づいた今、い......
単語の意味
体(からだ)
膝(ひざ)
・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
・・・1.足の関節部で、腿(もも)と脛(すね)とを繋ぐところの前面。腿と脛の境の前面部。膝頭(ひざがしら)。
2.座ったときの、腿の上側にあたる部分。大腿部(だいたいぶ)。
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川の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
雨水は川に流れこみ、コンクリートの川底を海に向けて滑り下りていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
(川の)黒い水は高く低く波打って流れ
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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出窓のガラスが西日を受けて眩しく光っている
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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