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(夕陽を浴びて)銀いろの穂 を出したすすきの野原
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり ページ位置:6% 作品を確認(青空文庫)
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夕方
薄(すすき)・萱(かや)
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前後の文章を含んだ引用
......きみんなはいつでも、西の山の中の湯の湧 くとこへ行って、小屋をかけて泊 って療 すのでした。 天気のいい日に、嘉十も出かけて行きました。糧 と味噌 と鍋 とをしょって、もう銀いろの穂 を出したすすきの野原をすこしびっこをひきながら、ゆっくりゆっくり歩いて行ったのです。 いくつもの小流れや石原を越 えて、山脈のかたちも大きくはっきりなり、山の木も一本一本、すぎごけ......
単語の意味
夕日・夕陽(ゆうひ)
銀(ぎん)
夕日・夕陽・・・夕方の太陽。入り日(いりひ)。
銀・・・1.金属元素のひとつ。元素記号Ag、原子番号47。金よりわずかに軽く、白く光って美しい艶(つや)をもつ金属。金属中最も熱と電気の伝導性が高い。空気中では酸化しないが、硫黄の化合物にあうと黒色に変わる。
2.銀メダルの略。
3.銀色の略。しろがね色。
4.将棋の、銀将の略。
2.銀メダルの略。
3.銀色の略。しろがね色。
4.将棋の、銀将の略。
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既に橋のたもとにはすっかり夕暮の色が下りていた。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
やがて、ひしめき合う屋根や広告塔が夕闇に包まれるよりずっと早い時刻に、遠く近く次々と、人工の灯火が鈍く点りはじめる。立てた襟で耳まで覆って眺め続けていると、闇からも光からも仄白く遊離した陰のない風景が、冷気に潤んだ目のなかでかげろうのように揺れる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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薄(すすき)・萱(かや)の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
芒 の群が遅い午後の光に銀色の穂を輝かせた。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
萱(かや)が一面に生え、尾花の末が日に光る
国木田 独歩 / 武蔵野 amazon
雲のように棚曳 いた対岸の芒の波
横光利一 / 日輪
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店の外に出ると、夕暮れだった。白いマンションや白い人間達から順に夕暮れの色になっていく。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
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練絹へルビーを包んだような小花を綴るビナンカズラ
岡本 かの子 / 花は勁し amazon
地面から灰色の切口をみせてポプラの切株がのぞいていた。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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