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心の奥底で本能の光がまたたいて、行けと言ったように迷わなかった。
吉本 ばなな / ムーンライト・シャドウ「キッチン (角川文庫)」に収録 ページ位置:41% 作品を確認(amazon)
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好奇心・興味を示す 気まぐれ・思いつき・軽い気持ち
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前後の文章を含んだ引用
......てからしまった、と私は思った。足がなんとなくふらついていたし、熱も上がりそうな感じだったからだ。それでも、会ってみたい好奇心にかられて私は仕度をはじめた。まるで心の奥底で本能の光がまたたいて、行けと言ったように迷わなかった。 後から思えば、運命はその時一段もはずせないハシゴだった。どの場面をはずしても登り切ることはできない。そして、はずすことのほうがよほどたやすかった。多分それでも......
単語の意味
瞬く(またたく)
瞬く・・・1.見えたり見えなくなったり光がチラチラする。明滅する。
2.まぶたを一瞬のうちに閉じたり開いたりする。まばたく。
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好奇心・興味を示すの表現・描写・類語(好きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
心を、かゆがらせる。
太宰治 / 人間失格
好奇心を持った犬のような顔になる。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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気まぐれ・思いつき・軽い気持ちの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
気まぐれに翻弄された。
岡本かの子 / 巴里のキャフェ
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こうして離れていてふと、私の知っている彼のいいところを思うと、あまりのすばらしさに胸が苦しくなる。その文章の才、礼儀正しさ、行動の大胆さ、おおらかさ、手の形、声の響き……等。  そして悪いところやずるいところを考えると、あまりの憎しみに息が苦しくなる。私を旅に誘ったりする弱さ、妹の死に対するある種の冷酷さ、ろくに日本に帰らないくせに、来るとなると会いたがるずるさ……等。  ほかの人にはこんなに感じないひとつひとつの感覚が活性化される。その振幅がそのままその人を思うのベクトルの大きさだ。人間は苦しい。不完全なひとりが、不完全なひとりを思い丸ごとを受け入れようと苦しむ様は、なぜかそれぞれ胸のうちの 嵐 とは別のところで、ときどき妙に生き生きとしたあるひとつの像を結ぶ。  人間がかろうじて日々を生きているわけみたいなもの。  いちめんに咲いた桜並木みたいに大盤振る舞いの美しくやさしいエネルギー。  たださらさらと花びらが散り、陽がさして風が吹き、はるか続く木々がいっせいに揺れて舞い狂うピンクとすきまの青空の甘い色に圧倒されて立ちつくす。知っている。一度しかなく、一瞬で終わる。でも自分がその一部に永遠に溶け込んでいる。ワンダフル、ブラボー! そういう瞬間を、人は苦しんでも求める。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテ恋愛・恋する・恋心愛憎
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