こんな涼しげな菓子は、一千年の舌を持つ京都からでなければ生まれないだろう。
小島 政二郎 / 吟味手帳 作品を確認(amazon)
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こんな涼しげな菓子は、一千年の舌を持つ京都からでなければ生まれないだろう。
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桜の葉で覆った桜餅を口に入れると、あたり前の話だがまず葉っぱが歯にあたる。《…略…》その塩っぽい葉がピリリと破れたあと急に口の中全体が甘くなり、その甘さのところどころにまだ塩っぽい葉っぱがシャリシャリと残っている。その塩っぽさはただの塩の味ではなく、塩漬けになって発酵した塩分の味だ。桜餅は、”お新香つきの和菓子”。
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
「あれは京友禅の美しさどすな。寒中水洗いすればその色がよけいに鮮やかになるように、洗練というか練磨というか、正しくそこから生れ出た絵どすな」
「それに京菓子のとろりとした味もおっせ。細工がこまやかで優美で、見てても飽きまへんな」
宮尾 登美子 / 序の舞 amazon
大福の粉が唇いっぱいにふりかかり、まるで子守女のつまみぐいの図だ。
林芙美子 / 新版 放浪記
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