雷の音・雷鳴の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
滝の音も静まるばかり殷々(いんいん)として雷の響き
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
凄え雷が鳴って、三本杉の真ん中のやつに、がらがらびしゃっと落っこちる
三浦哲郎 / ユタとふしぎな仲間たち amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
まるで、真空のような静かさだ。
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
腹の中を電流のように走り抜ける嫌な音
長崎 源之助 / ゲンのいた谷 amazon
「雷」カテゴリからランダム5
石臼をひくように遠くから起って来た雷
火野 葦平 / 糞尿譚 (1948年) amazon
今まで出会ったことのないくらい激しい雷だった。あまりにも激しすぎて、最初は幻想的な夢を見ているのかと思った。群青色の夜の中を短い光が何度も走り、そのたびにガラスの食器棚が倒れ粉々に砕けるような音がした。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
雷 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ