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神の前にあっては葦のように弱い人間の姿
福永 武彦 / 草の花 作品を確認(amazon)
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ちっぽけな人間・非力な人間
葦(あし)
力・強さ
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単語の意味
葦・蘆・葭(あし)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
葦・蘆・葭・・・水辺に生える草の一種。沼や川の岸に群がって生える。若芽は食用になり、茎は編んですだれを作る。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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人間なんて本当の処は、桶の底のウジのようにうごめき暮して居る惨めな生物に過ぎないんですな。
岡本 かの子 / 鶴は病みき amazon
彼は自分が枯葉のように北風に吹き飛ばされてしまうのではないかと地面を踏みしめた。すると、今度は行き倒れた乞食のように、一歩もその場を動くことのできないような力ない物体になり果てたような気がして来た。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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突進するラガーのように凄まじい力
三浦 哲郎 / 素顔 amazon
柔らかい甲羅に脱ぎかえたばかりの蟹のように無力
大江 健三郎 / セヴンティーン「性的人間 (新潮文庫)」に収録 amazon
体が小さい癖に君は強えンだな。小粒で、ピリッとして、まるで胡椒みたいだぜ
獅子 文六 / 胡椒息子 (1953年) amazon
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とちの実のくらい
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
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この男は見るからに、何をやってもまずうまく行かないというタイプだった。そういうタイプの標本みたいな男だった。まるで淡い青インクの溶液に一日漬けておいてから引っ張り上げたみたいに、彼の存在の隅から隅まで失敗と敗退と挫折の影が染みついていた。ガラスの箱に入れて、学校の理科室に置いておきたくなるような男だった。「何をやっても上手くいかない男」という札をつけて。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(上) amazon
芥川龍之介 / 偸盗
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陽がさすと、海面がうすい緑色に透けて、夥しい金色の粉が浮いてみえる
高樹 のぶ子 / その細き道 (文春文庫 amazon
渓流は岩にはじかれるようにあちこちに向きをかえ、ところどころに氷のように冷ややかなよどみを作っていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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吉川英治 / 治郎吉格子
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