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(移民は)外国遊覧に行く財産家のように泰然として
石川 達三 / 蒼氓 作品を確認(amazon)
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冷静・動じない・うろたえない性格
移民
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単語の意味
泰然(たいぜん)
遊覧(ゆうらん)
泰然・・・落ち着いてゆったりと構えてるさま。「然」は他の語の後ろに付いて、状態をあらわす字。
遊覧・・・あちこち見物して回ること。
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大きな鉄の錨(アンカー)のような硬い心
三島 由紀夫 / 午後の曳航 amazon
戦術家の冷静さをもって
有島武郎 / 或る女
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ちえ子には帰る家がなかった。 不幸な時代の話ならいざ知らず、今ではよほど珍しい境遇だろうと思うから、口に出したことはない。それが寡黙で控えめな自分の印象となってしまっていることも、よく知っている。
浅田次郎 / うらぼんえ「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
(しらばっくれる)「どうしました?」 武内が笑いかけるように訊いてくる。そのごく日常的な言い方に、雪見は怒りを直接ぶつけていいものかどうか、 躊躇 してしまった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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彼はノズルの先端を給油口の奥まで突っ込み、トリガーを引く。ガソリンがホースやノズルを通る手ごたえを感じる。そして給油口と手元の間に、彼は陽炎を見た。空間が歪んでいる。正確には、揮発するガソリンが空気と混じる際に発生する光の歪みなのだろう。透明の虫が沢山飛び交っているようだ。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
身体を揉みほぐすのは、込み入った計算式を解いていくようなものだ、と陣治は言う。よくはわからない。足裏や膝や肩や手指を、圧したり撫でたり 捻ったりするうちに、凝りそのものの中枢に自然と届いていく。その感触が、重積分だの偏微分だのなんだかんだを繰り返して膨れ上がった数式が、結局は電圧と電流と抵抗の三要素からなる、中学生でも知っている単純な公式に収束していく過程に、なぜか似ていると感じるのらしい。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
まだ骨格もおぼつかない中学生
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
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