TOP > 感覚表現 > 動き・反応・変化・現象 > 上昇・浮遊・舞い上がる
竹杖は忽ち竜のように、勢 よく大空へ舞い上って
芥川龍之介 / 杜子春 ページ位置:40% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
上昇・浮遊・舞い上がる
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......」 鉄冠子はそこにあった青竹を一本拾い上げると、口の中 に咒文 を唱えながら、杜子春と一しょにその竹へ、馬にでも乗るように跨 りました。すると不思議ではありませんか。竹杖は忽ち竜のように、勢 よく大空へ舞い上って、晴れ渡った春の夕空を峨眉山の方角へ飛んで行きました。 杜子春は胆 をつぶしながら、恐る恐る下を見下しました。が、下には唯青い山々が夕明 りの底に見えるばかりで、あ......
ここに意味を表示
上昇・浮遊・舞い上がるの表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「喜び」カテゴリからランダム5
耳の端(はた)で万雷の拍手を聴いたように、町子は面眩(おもはゆ)く、面喰った。
獅子文六 / 沙羅乙女
一斗の溜飲を吐いたようにいい気持ち
岩田 豊雄 / 獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 amazon
顔が小児 のように輝やいた。
夢野久作 / あやかしの鼓
「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
その時である、彼の 雪駄 の鼻緒が切れたのは。彼はバランスを失って床に倒れかかった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
気がつけば、いつの間にかぱたっと変わっていたりする。きっと変わる直前まで水面下で準備は進んでいるんだろうが、変わるときはあっけないものです、紙を裏返すように簡単だ。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
喜び の表現の一覧
動き・反応・変化・現象 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ