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四角を思い出させるような頑丈 な骨組みで、がっしりと正座に居直って
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:28% 作品を確認(青空文庫)
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堂々としている
丈夫・がっしりした体つき
座り姿勢
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前後の文章を含んだ引用
......うな対話を始めた。なんといっても五十川女史はその晩そこに集まった人々の中ではいちばん年配でもあったし、いちばんはばかられているのを葉子は知っていた。五十川女史が四角を思い出させるような頑丈 な骨組みで、がっしりと正座に居直って、葉子を子供あしらいにしようとするのを見て取ると、葉子の心は逸 り熱した。 「いゝえ、わがままだとばかりお思いになっては困ります。わたしは御承知のような生まれでござ......
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堂々としているの表現・描写・類語(安心するのカテゴリ)の一覧 ランダム5
意識の隅々にまでモルタルを流し込んだような、毅然とした態度
安部 公房 / 他人の顔 amazon
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丈夫・がっしりした体つきの表現・描写・類語(体つき・体型・体全体の様子のカテゴリ)の一覧 ランダム5
頑健岩のごとき恰幅(かっぷく)
谷崎 潤一郎 / 痴人の愛 amazon
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座り姿勢の表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
襤褸(ぼろ)の間に、提電灯が吊されて、伊兵とふでがこれも襤褸のようにそこに坐っていた。
和田 伝 / 沃土「和田伝全集〈第2巻〉 (1978年)」に収録 amazon
三角座りの形、大小はさまざまで、でもどれも使いさしの消しゴムみたいに不格好。
綿矢 りさ / 蹴りたい背中 amazon
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「安心する」カテゴリからランダム5
まるで張っていた糸の一本が切れたように、心の重心の置き場をまだ見つけ得ない状態
佐多 稲子 / くれない amazon
夜空に向かって体を思いっきり伸ばす。
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
それまで張りつめていた緊張のなかに、ちょうど風穴のように不意にゆるみが入った。
島木健作 / 生活の探求 amazon
「性格・態度」カテゴリからランダム5
(不慣れな言葉遣い)「はい、こちら『ユリイカ』です」と応じたその言い方は、ひどく素人くさかった。おどおどしている、というのではないが、自分とは不釣り合いな言葉を喋っていると言いたげな、一種の照れが感じられた。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
あなたはものごとの欠点ばかりみつけて批判して、良いところを見ようとしないのよ。何かが自分の規準にあわないとなるといっさい手も触れようとしないのよ。
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
「体つき・体型・体全体の様子」カテゴリからランダム5
強大な力こぶに血管を浮き上がらせて
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
躯は、パンのように柔かくて、皮膚が明るく艶々していた。
林 芙美子 / 女性神髄「林芙美子全集〈第6巻〉女性神髄・女の日記 (1952年)」に収録 amazon
ちょうど彼の幻の右手があるあたりに
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
「姿勢・ポーズ」カテゴリからランダム5
(ひざまづく)祈るアメリカの牧夫のように膝をそろえて床につき
大江 健三郎 / われらの時代 amazon
足を後へ曲げて坐 って
岡本かの子 / 母子叙情
机にはじめて座った小学生のように、姿勢がいい。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー 角川文庫 amazon
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