明治型の瓜実顔 の面だち
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:52% 作品を確認(青空文庫)
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美しい顔
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前後の文章を含んだ引用
......義や理論を証明するような意気込みの結婚をした。 平凡な鏡子が恋に破れたとき、不思議に大胆な好奇的の女になった。鏡子は忽 ち規矩男の父の結婚談を承知した。父は鏡子の明治型の瓜実顔 の面だちから、これを日本娘の典型と歓 び、母は父が初老に近い男でも、永らく外国生活をして灰汁抜 けのした捌 きや、エキゾチックな性格に興味を持ち、結婚は滑らかに運んだ。 松林......
単語の意味
瓜実顔・瓜核顔(うりざねがお)
瓜実顔・瓜核顔・・・瓜のタネに似た形で、色白で鼻筋が通っていて、やや細長い顔。美人の典型的な顔の一つとされる。
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町内の小町娘と謳われるほどの縹緻(きりょう)
里見 トン / 極楽とんぼ―他一篇 amazon
どこか男心をそそるような、細面の女の顔
阿刀田 高 / 甲虫の遁走曲(フーガ)「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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「顔」カテゴリからランダム5
唇の色が青インキをつけたように、ハッキリ死んでいた。
小林多喜二 / 蟹工船
ニスを塗ったナマコのように、顔がてらてらと光る
小池 真理子 / やさしい夜の殺意 amazon
顔は透き通るほど青ざめていた。
有島武郎 / 或る女
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