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脚に力が入らず、私はふらついている。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:85% 作品を確認(amazon)
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よろめく・ふらつく
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前後の文章を含んだ引用
......の姿も見あたらず、防災無線の声だけがその場での待機を伝え続けている。私は走りながら口に溜まったつばを吐き、汗と涙と蜘蛛の糸でベタつく顔を袖でぎゅっとぬぐう。もう脚に力が入らず、私はふらついている。それでも走る。下り坂で、スピードは落ちない。緩いカーブで、体がガードレールに近づいていく。その下は湖につながる斜面だ。「……え!?」 違和感にふと目を向ける。湖......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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よろめく・ふらつくの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
どしんと頭を叩 かれたようにふらふらっとして
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ
何ものかに、押し返されるように、彼は、たたたと、後へ戻った――いや蹌 めいた。
吉川英治 / 無宿人国記
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
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「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
彼は衛兵所で中隊名と行先とを書き入れて衛門を一歩またいだが見る見るゴムのような或いは雲のようなものが衛門のうちから自分の後を追うてくるのを感じた。それは 紐 のような、また手のような形をしているかのようだ。それはいつも彼が衛門を一歩外へでるたびに後からついてくるのだが、それはどこまでも部隊のなかからくりだされ、のびてくる。彼は部隊から紐をつけてだされた人間だから、再びたぐりよせられて、そこに引きもどされなければならない人間だった。
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
頰は浸されたように濡れ、痙攣的に震え続けている。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
(フラダンス)複雑なステップを踏んで、ゆっくりと回転し、パウスカートのすそがひらっと空間をなでた。風の吹くような優雅さであざみさんは手を右から左へと波打たせていた。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
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