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防波堤の上に建てられた組合の天気予報の信号灯を見やっている。暗いやみの中に、白と赤との二つの火が、夜鳥の目のようにぎらりと光っている。
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:31% 作品を確認(青空文庫)
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信号機
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前後の文章を含んだ引用
......いにしがみつきながら、長い帆柱を左右前後に振り立てている。そのそばに、さまざまの漁具と弁当のおひつとを持って集まって来た漁夫たちは、言葉少なに物を言いかわしながら、防波堤の上に建てられた組合の天気予報の信号灯を見やっている。暗いやみの中に、白と赤との二つの火が、夜鳥の目のようにぎらりと光っている。赤と白との二つの球は、危険警戒を標示する信号だ。船を出すには一番鳥いちばんどりが鳴きわたる時刻まで待ってからにしなければならぬ。町のほうは寝しずまって一つ見えない。それら......
単語の意味
夜鳥(やちょう)
夜鳥・・・夜に鳴いたり活動する鳥。夜行性の鳥。
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外灯が芝生の一郭や噴水の周りのベンチを白く照らしていた。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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