秋の冷気に似た戦慄が背筋を走る
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恐怖を背中で感じる
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単語の意味
冷気(れいき)
背筋(せすじ・はいきん)
戦慄(せんりつ)
冷気・・・ひんやりと冷たい空気。冷え冷えした気候。
背筋・・・1.(せすじと読んで)背骨の外側のくぼんだ部分。背中の中心線。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
戦慄・・・怖くて震えること。おののくこと。「戦」も「慄」も訓読みで「おのの(く)」と読める。
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一瞬小さな戦慄が走り抜けた。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
肩口に兆した戦慄が、どこに駆け抜ければ良いかわからぬように何度となく背中を走り、腕や足に散った。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
全身がひきつるように痙攣する。まるで氷の中にいるようだ。間断なく戦慄がおこり、がちがちと歯と歯がぶつかりあう。
北 杜夫 / 谿間にて「新潮日本文学 61 北杜夫集―楡家の人びと・他」に収録 amazon
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意識が朦朧としてきて、抛(ほう)り出された手鞴(てふいご)のようにしぼむ
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
その瞬間私の全身の血は今までとはまるで違っためぐり方をし初めた。
夢野久作 / あやかしの鼓
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