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小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:50% 作品を確認(青空文庫)
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垢・皮膚の汚れ
服装や身なりが汚い
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前後の文章を含んだ引用
......。上甲板の方で、何処かのパイプからスティムがもれているらしく、シー、シ――ン、シ――ンという鉄瓶 のたぎるような、柔かい音が絶えずしていた。 寝る前に、漁夫達は垢 でスルメのようにガバガバになったメリヤスやネルのシャツを脱いで、ストーヴの上に広げた。囲んでいるもの達が、炬燵 のように各その端をもって、熱くしてからバタバタとほろった。ストーヴの上に虱 や南京虫が落ちると、プツン、プ......
単語の意味
垢(あか)
垢・・・皮膚の上の、汗やほこり、脂が交じってできる汚れ。
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垢・皮膚の汚れの表現・描写・類語(肌の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ふやけて白くなった垢が、こよりみたいに何本もめくれて落ちる
阿部 昭 / 千年 amazon
小林多喜二 / 蟹工船
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服装や身なりが汚いの表現・描写・類語(服装・身なりのカテゴリ)の一覧 ランダム5
渋紙を張りつめたような風貌の老船頭
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
何度も水をくぐった疲れた単衣
林芙美子 / 新版 放浪記
ドヤ街に住みつき、お前は 市井 のゴミ 屑 みたいに果てていくのに違いない。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
微妙にサイズがあっていない。まるで限られた在庫品の中から、急いで間に合わせに選ばれたみたいに。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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「肌の状態」カテゴリからランダム5
眼の下の雀斑の多い皮膚はこの地味な顔をむしろ飾っている。
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
毛の根が痒 くなる程な汗を覚える。
吉川英治 / 増長天王
わきの下や胸のくぼみにじっとりと汗がにじんでくるのが感じられた。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
「服装・身なり」カテゴリからランダム5
脱ぎ散らかされた背広のズボンとワイシャツが、まだどこか人の形を残しながら放置されている。
本谷 有希子 / 異類婚姻譚 amazon
ゲリラか養蜂家かという恰好
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
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