TOP > 感覚表現 > 動き・反応・変化・現象 > 電話を切る・終話
電話を切る・終話の表現・描写・類語(動き・反応・変化・現象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
受話器を置くと、力が脱けた。
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
(電話が突然切れる)ただぼくは──」と言いかけたところで、ぷつんと電話が切れた。まるで誰かがなたでロープを叩ききるみたいに唐突に、暴力的に。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
(空港からの電話)電話は切れ、私の頭の中の空港の画面が消えた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
わたしは、ツーツー音が聞こえないように、先に受話器を置いた。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
埃は黄褐色で霧のごとく地上の凡(すべ)てを掩(おお)いかつ包む
長塚 節 / 土 amazon
ただ右から左に消えてゆく。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
夏目漱石 / 吾輩は猫である
仕上げの一のみ一のみに全神経を集中させる彫り師のように、論文の細部の仕上げに身を打ち込む
柴田 翔 / されどわれらが日々 amazon
「電話」カテゴリからランダム5
受話器にじっと耳をあてていた。耳が受話器にはりついてとれなくなってしまうんじゃないかという気がするくらいしっかりとだ。
村上春樹 / ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
(電話に出ない、居留守)胸のうちで呼び出し音を数えている。いつまでも鳴り止まない気がしはじめたころ、音が途切れる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
その番号にかけてみるとテープのアナウンスが出て、その番号は現在使われておりません、と言った。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
(電話に出ない)二時、六時、十時と彼女に電話をかけてみたが、電話には誰も出なかった。彼女は彼女なりに忙しい人生を送っているようだった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
動き・反応・変化・現象 の表現の一覧
電話 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ