TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 夕方


カテゴリ検索 単語の意味
卵色の濁った夕空
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:100% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
夕方
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......の戻ったのを見ると、いきなり砕けそうに伸子の手を掴んだ。 「ああ、ああ、鳥でさえ帰って来るのに――……君は……君は……」  苦々しい心が湧き、伸子は目を逸した。飼鳥になっては堪らない。そういう心持がした。伸子の視線の行手に夕方の空が見えた。都会の卵色の濁った夕空の前に庭の松が黒く見えた。非常に鮮やかにくっきり、松葉の一本一本が黒く見えた。
単語の意味
夕空(ゆうぞら)
夕空・・・夕方の空。
ここに意味を表示
夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
西の空にはまだ 夕映えの 名残りがわずかに残っていた。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon関連カテ夕方夜空
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
引窓の隙が白くなった
吉川英治 / 雲霧閻魔帳
体の中に真っ赤な夕焼けを感じる
吉行淳之介 / 砂の上の植物群 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分