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飛びかかる虎のように小腰こごしかがめて忍び寄った。
横光利一 / 日輪 ページ位置:28% 作品を確認(青空文庫)
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忍び足・静かに歩く
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前後の文章を含んだ引用
......乱された鳥のように跳ね起きた。 「去れ。」と叫ぶと、大兄は斎杭いくいに懸った鹿の角を長羅に向って投げつけた。  長羅は剣のさきで鹿の角を跳ねのけると、卑弥呼を見詰めたまま、飛びかかる虎のように小腰こごしかがめて忍び寄った。 「去れ、去れ。」  長羅に向って鏡が飛んだ。玉が飛んだ。しかし、彼は無言のまま卑弥呼の方へ近か寄った。大兄は卑弥呼をうしろに守って彼の前にふさがった。 「爾は何故にこ......
単語の意味
小腰(こごし)
虎(とら)
小腰・・・1.腰。腰部。また、ちょっとした腰についての動作にいう。「小」は、品詞に付いて、「少しの」「なんとなく」などの意味をあらわす。
2.女房装束の裳(も)の大腰の左右に取り付けて、前に回して結ぶ細い紐(ひも)。
・・・1.ネコ科の哺乳動物の中で最大の種。背中から腹にかけて黄色の地に黒い縦縞(たてじま[=頭と尾を結ぶ線に対して、直角に交わる縞模様])がある。口が大きく、鋭い牙と爪を持ち、眼光が鋭い。アジア地域では、強さや恐ろしさの象徴。肉食で、単独で狩猟を行う。皮は敷物などに用いられたが、乱獲され、現在では各地で保護されている。
2.俗に、酔っぱらいのこと。
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コンクリートの土間に下駄の鳴るのを警戒しながら近づく
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
サユリの靴の踵は肝心な時には聞きわけのよい子のようになり、沈黙していた。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
忍び入る猫のような足どり
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
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