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手元を引き締めて暮らしてゆくことができない。ややもすれば月末になって勘定が足りなくなる。
森鴎外 / 高瀬舟 ページ位置:44% 作品を確認(青空文庫)
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浪費・無駄遣い・金遣いが荒い
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前後の文章を含んだ引用
......い身代 の商人の家から迎えた。そこで女房は夫のもらう扶持米 で暮らしを立ててゆこうとする善意はあるが、ゆたかな家にかわいがられて育った癖があるので、夫が満足するほど手元を引き締めて暮らしてゆくことができない。ややもすれば月末になって勘定が足りなくなる。すると女房が内証で里から金を持って来て帳尻 を合わせる。それは夫が借財というものを毛虫のようにきらうからである。そういう事は所詮 夫に知れずにはいない。庄兵衛は五節......
単語の意味
手元・手許(てもと)
勘定(かんじょう)
手元・手許・・・1.手のもと。手の届くあたり。手近。自分のそば。
2.物の、手で握る部分。握り。
3.何かをするときの手の動き。手の動かし方。また、手並み。広義では、腕前(うでまえ)。
4.(女房詞で)箸。
5.「手元金」の略。
6.生計をたてるための金。また、暮らし向き。
7.(左官職人などの)傍について助手をつとめる人。
「許」は、「近く」「そば」を意味する。
2.物の、手で握る部分。握り。
3.何かをするときの手の動き。手の動かし方。また、手並み。広義では、腕前(うでまえ)。
4.(女房詞で)箸。
5.「手元金」の略。
6.生計をたてるための金。また、暮らし向き。
7.(左官職人などの)傍について助手をつとめる人。
「許」は、「近く」「そば」を意味する。
勘定・・・勘(かんが[=考])え定めること。「勘」は訓読みで「かんが(える)」と読める。
1.数えること。いくらになるか計算すること。
2.代金を払うこと。また、その代金。
3.前もってしておくべき予測。見積もり。考慮。
1.数えること。いくらになるか計算すること。
2.代金を払うこと。また、その代金。
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