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ノートには、きっと日々抱いている想いのかけらが詰まっている
※備考※ 詩を書き留めたノート
朝井 リョウ / 燃えるスカートのあの子「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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......つものようにヤンジャンを読んだりしながら九十分をやり過ごし、講義終わりにたたたたたと教授に駆け寄っていく小柄な女子を横目で見る。小さな両手で大切そうに握っているノートには、きっと日々抱いている想いのかけらが詰まっているのでしょうね。あー恥ずかしい。「スカート燃えたらパンツ丸見えじゃね?」 オレは、似非マダム愛犬パーマを後ろから思いっきりわしゃわしゃする。「何この文庫本、エロ本......
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俳句でもつくってみたくなるけれど、どうも、川柳もどきになってしまう。
林芙美子 / 新版 放浪記
この頃つくった詩だと云って、それを大きい声で私に朗読してくれた。激しい飛び散るようなその詩
林芙美子 / 新版 放浪記
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(となりのトトロ)それは姉と妹の映画で、そのすべてのノスタルジーが個人の過去を超えた普遍的なイメージで、これでもか、これでもかと波のように押し寄せてきた。姉妹が二人共、子供であるとても短い期間、その時に目に映った風や光の至福の色がそのままに描き出されていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
客席に人が座りはじめる。それぞれが秋の匂いを劇場に運んでくる。歓談の隙間から静かに音楽が聴こえている。人が増えざわめきは徐々に増していく。音楽も音量を上げていき、客席の照明が緩やかに絞られる。まもなく幕が開く。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
それぞれに施された刺繡の手触りが 蘇ってくる。あるものは袖口の内側に遠慮がちに隠れつつ、守護天使のように私を見守り、またあるものは胸元の一番目立つ場所に陣取り、邪悪なものを追い払う護符となっていた。
小川 洋子 / 亡き王女のための刺繡「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
接吻と抱擁を欠いた映画は、樹木のない森が森でないように、映画ではなかった。
野上 彌生子 / 哀しき少年 amazon
目にびかびかする色の立ち代り、人の転換される画面のテレビ
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
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