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覆面をかぶらなくても十分銀行強盗ができそうなくらい無表情な車掌
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:68% 作品を確認(amazon)
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無表情
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前後の文章を含んだ引用
......箸で叩いているような乾いた音をたてて咳をした。 列車が駅に停まるごとに誰かが降りた。誰かが降りると車掌も一緒に下りて切符を受け取り、車掌が乗ると列車は発車した。覆面をかぶらなくても十分銀行強盗ができそうなくらい無表情な車掌だった。新しい乗客は誰も乗らなかった。 窓の外には川が続いていた。川は雨を集めて茶色く濁っていた。秋の太陽の下でそれはキラキラと光るカフェ・オ・レの放水路のよう......
単語の意味
手の平・掌(てのひら)
手の平・掌・・・手首から先の、物を握ったときに内側になる面。掌(たなごころ)。
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不機嫌や無愛想というわけではなかった。ただ、微笑んでいないだけなのだ。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
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