手おいの猪のような、(客が)こぼれそうな鈴なりの汽車
小島 信夫 / 汽車の中「アメリカン・スクール (新潮文庫)」に収録 作品を確認(amazon)
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電車・汽車
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単語の意味
鈴生り(すずなり)
猪(いのしし)
鈴生り・・・(神楽鈴にたくさん鈴がついているように)果実が一本の枝に、こぼれるほど多くぶら下がっていること。多くのものが一箇所に群がっていること。
猪・・・イノシシ科の哺乳動物。体は豚に似て、牙がある。首は短い。警戒心が強く、突進して攻撃する。方向転換は出来ない。夜行性で山林や原野に住む。毛は普通黒くて粗い。肉は食べることができ「山鯨(やまくじら、食感が鯨に似ている)」「ぼたん」などという。
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電車・汽車の表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
支那の軍人の制服のような感じの電車
林芙美子 / 新版 放浪記
速度が落ちて、電車がホームにすべり込む。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
車両と車両の連結部は、うねうねと、爬虫類の動きを模すように左右に揺れる。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル amazon
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ポポン、ポポンとポンポン蒸気の安らかな響き
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
自動車が光の縞模様のようにひんぱんにすれちがい
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
機関室で、なつかしいエンジンの音がしている。手をはなしながら、私は沈黙ってエンジンの音を聞いていた。
林芙美子 / 新版 放浪記
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