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有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:66% 作品を確認(青空文庫)
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とても嬉しい
嬉しい表情・明るい顔
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前後の文章を含んだ引用
......のとおりこの女は生きているではないか……危うく……危うく自分は倉地を安堵 させる所だった。そしてこの女を……このまだ生 のあるこの女を喜ばせるところだった。 葉子は一刹那 の違いで死の界 から救い出された人のように、驚喜に近い表情を顔いちめんにみなぎらして裂けるほど目を見張って、写真を持ったまま飛び上がらんばかりに突っ立ったが、急に襲いかかるやるせない嫉妬 の情と憤怒とにおそろしい形相 になって、歯がみをしながら、写......
単語の意味
驚喜(きょうき)
刹那(せつな・せちな)
驚喜・・・驚いて喜ぶこと。驚くほどの大きな喜び。
刹那・・・1.仏教の時間の概念で最小の単位。ちょっとの間。きわめて短い時間。一瞬。指を人はじきする短い時間(=弾指[だんし]という)に65刹那あるという。 ⇔ 劫(こう・ごう)。
2.数の単位としては、弾指の10分の1。
2.数の単位としては、弾指の10分の1。
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姑は顔中の皺を動かして嬉しそうな顔をした。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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早くも解放の予感に心が緩みかける。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
大きな木がメリメリと音を立ててドサリと地に倒れるのは、見ていて胸のすくような快さだ。
深田 久弥 / 四季の山登り (1963年) amazon
一種陰性の幸福感が身内に溢れる
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 amazon
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髭づらが苦痛にゆがみ、目は血走って、凶暴な風貌が、なおいっそう鬼の面のように見える
杉本 苑子 / 今昔物語ふぁんたじあ amazon
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