罠を碁盤の目のように配置する

犯人の手の平の上で踊っているだけ

地獄の底にまっ逆さまに叩き落す

入口があって出口がある。大抵のものはそんな風にできている。郵便ポスト、電気掃除機、動物園、ソースさし。もちろんそうでないものもある。例えば鼠取り。《…略…》後足を針金にはさんだまま、鼠は四日めの朝に死んでいた。彼の姿は僕にひとつの教訓を残してくれた。 　物事には必ず入口と出口がなくてはならない。

（牛乳ビンから出られないハエ）飲みっ放しを日なたのなかへ置いておく。すると毎日決まったようにそのなかへはいって出られないやつができた。壜の内側を身体に付著した牛乳を引き摺（ず）りながらのぼって来るのであるが、力のない彼らはどうしても中途で落ちてしまう。

どんどん、悪くなってゆくだけです。癌や筋ジストロフィーと同じで、止めようがないんです。

気が遠くなるような誘惑にかられる。

強盗に身を落して、利欲のために人を殺してはいるものの、悪鬼のように相手の骨までは、しゃぶらなかった

苦汁をたっぷりと味わう

罰ゲームのような困難