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細くて鋭い眼と眼とが離れ、ほそ面のしまった顔に立派過ぎる鼻と口、だが笑うまゆがちょっぴり下ると親の身としては何かこの子に足らぬ性分があるのではないかと、不憫ふびん可愛かわゆさが増す
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:19% 作品を確認(青空文庫)
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親としての愛情
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前後の文章を含んだ引用
......、よくこんなしっかりした青年を友人に獲得したものだと一向にだらしのないような自分のむす子のどこかにひそむ何かの伎倆ぎりょうがたのもしく思われた。かの女の小柄なむす子――細くて鋭い眼と眼とが離れ、ほそ面のしまった顔に立派過ぎる鼻と口、だが笑うまゆがちょっぴり下ると親の身としては何かこの子に足らぬ性分があるのではないかと、不憫ふびん可愛かわゆさが増すのだった。  よく語り、よくべたが、食事をしながらの青年は決して人ずれがして居なかった。この青年の親達はどんな人か、どんな育ちかと、かの女は女性にありがちな通俗......
単語の意味
不憫・不愍・不便(ふびん)
足・脚・肢(あし)
不憫・不愍・不便・・・かわいそうに思うこと。哀れ。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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泣きたいほどなつかしい
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