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目から鼻に抜けるように落ち度なく
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:11% 作品を確認(青空文庫)
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用心深い・警戒心が強い
頭がいい
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前後の文章を含んだ引用
......りも、古藤と話しさえすればその口裏 から東京の人たちの心持ちも大体はわかる。積極的な自分の態度はその上で決めてもおそくはないと思案した。 双鶴館 の女将 はほんとうに目から鼻に抜けるように落ち度なく、葉子の影身 になって葉子のために尽くしてくれた。その後ろには倉地がいて、あのいかにも疎大らしく見えながら、人の気もつかないような綿密な所にまで気を配って、采配を......
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だから人と距離を置く。自分に対して好意を覗かせる人間は警戒し、内面に立ち入らせまいとする。傷つきたくないからだ。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
警部は「ポストが赤いのも何かの陰謀に思えてしょうがない病」なんですよ
七尾 与史 / 死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) amazon
人間はおそろしく信じられない
林芙美子 / 新版 放浪記
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いきなり傑作をひっさげて闇の中からぬっと登場する天才
池澤 夏樹 / シネ・シティー鳥瞰図 amazon
(頭が良すぎて時々ついていけない)脳内にはおそらく、彼の思考スピードに合わせてこしらえられた高速サーキットのようなものがあり、彼は時々そこで本来のギアを使った走行を一定時間こなさなくてはならないのだろう。そうしないと──つくるの凡庸なスピードにつきあってローギア走行を続けていると──彼の思考システムは過熱し、微妙な狂いを見せ始めるのかもしれない。そんな印象があった。しばらくすると灰田はそのサーキットから降りて、何ごともなかったように穏やかな笑みを浮かべ、つくるのいる場所に戻ってきた。そして速度を緩め、またつくるの思考のペースに合わせてくれた。
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
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弱き器のごとく妻を(大切に)扱う
川端 康成 / 掌の小説 amazon
佃の態度には、欠けているもののあるのが感じられた。
宮本百合子 / 伸子
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