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心配、遠慮、気兼 、苦労、を生れる時どこかへ振り落した男である。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:17% 作品を確認(青空文庫)
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大胆・厚かましい・図々しい性格
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前後の文章を含んだ引用
......例のごとく迷亭が這入 って来る。迷亭は人の家 も自分の家も同じものと心得ているのか案内も乞わず、ずかずか上ってくる、のみならず時には勝手口から飄然 と舞い込む事もある、心配、遠慮、気兼 、苦労、を生れる時どこかへ振り落した男である。 「また巨人引力かね」と立ったまま主人に聞く。「そう、いつでも巨人引力ばかり書いてはおらんさ。天然居士の墓銘を撰 しているところなんだ」と大袈裟 な事を云う。「天然......
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突き戻されていることに赤面しないあつかましさ。
林芙美子 / 新版 放浪記
行商人のもつあの厚顔さ
野間 宏 / 哀れな歓楽「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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優柔不断にかわし続けている
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
この初接触に「ありがとうございます」と、照れくさそうに顔を赤らめて一言絞り出すと、その後は人見知りのバリアで身を包み、それ以上の会話を続かせなかった。
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