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あたり一面に夜気で凍りついた木のにおいが立ち込めていた
阿部昭 / 阿部昭集〈第8巻〉(みぞれふる空) 作品を確認(amazon)
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花、植物のにおい
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単語の意味
立ち込める・立ち籠める(たちこめる)
夜気(やき)
立ち込める・立ち籠める・・・煙や霧などの気体が、あたり一面を覆う。
夜気・・・1.夜の冷えた空気。
2.夜の静かな雰囲気や気配。
2.夜の静かな雰囲気や気配。
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花、植物のにおいの表現・描写・類語(におい・香りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
懐しい草の匂いが鼻をついた。ずっと昔のピクニックの匂いだ。五月の風はそのように時の彼方から吹き込んできた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
一画に草の束が積み上げられ、青臭い汁の濃厚な匂いがたちこめる
奥泉 光 / 石の来歴 amazon
箸置きと同じ長さのキュウリがあり、柔らかい花をつけていた。鮮やかな、水をはじく黄色だった。
高樹 のぶ子 / その細き道 amazon
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その茎はいたいたしくも蔓草のように細って
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
紫色の花だけ眼のように涼しく開けて、葉はまだ閉じて眠っているポインシャナ
岡本かの子 / 河明り
花の終わったアジサイが葉を茂らせており
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
葉柄 の集まる 梢 に、実が小児の頭のように円みを並べていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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