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靴の尖に花びらの形についている白い土ほこり
阿部 知二 / 冬の宿 作品を確認(amazon)
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靴・シューズ
ほこり・風塵・土けむり
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単語の意味
土(つち)
土・・・岩石と有機物が混じって細かい粉末状になったもの。有機物は、生物の死骸およびその腐敗物、微生物などから構成されている。砂(有機物が含まれない)とは違い、植物が育ちやすい。
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絹沓(きぬぐつ)があでやかに花弁のように見えた。
小田 岳夫 / 城外「城外・夜ざくらと雪―小田岳夫作品集 (1980年)」に収録 amazon
ぺしゃんこに潰れた古いスニーカー
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
靴の踵の外側だけが、癖の悪い人に使われた墨のように斜めに減る
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon
(ワニ革のえんじ色のメスっぽいパンプス)あたし、安いコストで作られてるし、デザインもケバいけど、いい男引っかけたくて~、とパンプスが頭の悪そうな声でしゃべり出し、お客さんがだまって靴から足を抜く。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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ほこり・風塵・土けむりの表現・描写・類語(動き・反応・変化・現象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
路でトラックに追いこされ白い埃を頭からかぶった
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
口の中が埃でざらざらする。ぼくぼくと灰の中を歩いているようだ。
火野葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊 麦と兵隊」に収録 amazon
戦争のように追いつ追われつする砂ほこり
夢野久作 / ドグラ・マグラ
トラックがまき上げる埃のために、紳士服御用と書いたペンキも、ショオウィンドオの 硝子 もすっかり白っぽい。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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「動き・反応・変化・現象」カテゴリからランダム5
人生の中での休息の時間を取っている
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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長い煙をふうと世の中へ遠慮なく吹き出した
夏目漱石 / 吾輩は猫である
煙草の火はだんだん吸口の方へ逼 って、一寸 ばかり燃え尽した灰の棒がぱたりと毛布の上に落つるのも構わず主人は一生懸命に煙草から立ち上 る煙の行末を見詰めている。その煙りは春風に浮きつ沈みつ、流れる輪を幾重 にも描いて、紫深き細君の洗髪 の根本へ吹き寄せつつある。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
さわやかな秋の時計 の盤面 には、青く灼 かれたはがねの二本の針 が、くっきり十一時を指 しました。
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
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