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あとには燃えるような青空の中に不規則な屋根の波ばかりが目をちかちかさせて残っていた。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:95% 作品を確認(青空文庫)
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屋根・かわら・屋上
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前後の文章を含んだ引用
......づいて、しばらくは意趣いしゅに見返すふうだったが、やがて一種の恐怖に襲われたらしく、干し物を竿さおに通しもせずにあたふたとあわてて干し物台の急な階子はしごを駆けおりてしまった。あとには燃えるような青空の中に不規則な屋根の波ばかりが目をちかちかさせて残っていた。葉子はなぜにとも知れぬため息を深くついてまんじりとそのあからさま景色けしきを夢かなぞのようにながめ続けていた。  やがて葉子はまたわれに返って、ふくよかな髪の中に指を......
単語の意味
燃える(もえる)
青空(あおぞら)
燃える・・・1.物に火がつく。燃焼する。
2.気持ちが高ぶる。熱中する。
青空・・・1.青く晴れた空。雲のない青い空。青く澄んで見える空。碧空。蒼天。
2.他の語に付いて「戸外で行う」「屋外」「露天」の意味を表す。
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