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人間、すき焼きとカレーライスに関しては、親から遺伝的に教わってきた味を最上の美味と心得て、幼児から個人的嗜好を舌へ定着させてしまう結果、他人の味つけはどんな場合にも絶対にうまいと思ってくれない動物である
萩昌弘 / 男のだいどこ 作品を確認(amazon)
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単語の意味
嗜好(しこう)
嗜好・・・好みや趣味。とくに食べ物に対する好みや趣味。
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カレーの味、おいしさを伝える表現・描写(米のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(激辛三十倍カレー)例の別添え銀製風容器に入れられており、十倍も、三十倍も、色に変わりはない。ごくふつうの黄土色カレーで、三十倍も特に獰猛な面影はない。  いきなり三十倍からいくことにした。  一口目。特にどうということもなく、酸味の利いたやや辛めのカレー、という印象。二口目も平穏無事に過ぎた。三口目から突如、三十倍の猛攻が始まった。辛さというものは、最初油断させておいて、突然強烈なカウンターブローを放ってくるようだ。  まず口の中が熱湯を含んだようになり、次に舌全体が針で突つかれたように痛くなった。唇がたちまちタラコになった。各地に被害が出始めたのである。とたんに汗関係機関がフル操業になったらしく、顔面および首筋方面に点在する何十万という毛穴から汗がドッと噴き出てきた。舌全体にドシンとくるしぶとい辛さではなく、点在的にチクチク、トゲトゲとくる陰険な辛さである。  熱感と痛感で口を閉ざしていることができない。口中内壁とカレーとの接触を阻むために、全員いっせいに「アヒ、アヒ」と口を開け、「ホレハ、ドーモ、ハフガニ、フゴイ」(これは、どうもさすがにすごい)などと言い合って、「ミフ、ミフ」(水、水)ということになる。そうしてゴクゴク水を飲んで、スプーンを放り出し、イスの背にぐったりもたれてとりあえず摂取を中断し、改めて恐怖のカレー汁をしみじみ見つめる。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon関連カテからい(辛味)カレー
夏は、カレーライスの季節である。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon関連カテカレー
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貝の殻の中に入っているご飯をほじくり出して食べる味は格別だった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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