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板のような上半身
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:89% 作品を確認(青空文庫)
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痩せすぎた体形
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前後の文章を含んだ引用
......ないで、糞壺へ引きあげてきた。中には「仕方なしに」随 いて来たものもいるにはいた。 ――皆のドカドカッと入り込んできたのに、薄暗いところに寝ていた病人が、吃驚 して板のような上半身を起した。ワケを話してやると、見る見る眼に涙をにじませて何度も、何度も頭を振ってうなずいた。 吃りの漁夫と学生が、機関室の縄梯子 のようなタラップを下りて行った......
単語の意味
上半身(じょうはんしん・かみはんしん)
上半身・・・体の、腰から上の部分。上体(じょうたい)。⇔下半身(かはんしん・しもはんしん)。
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Gは反対に眼、鼻、 頤、首、すべてが強い線でがっしり 描かれ、 肩幅 もあり全体 巌 丈 で、何となく力強い感じに 溢れていた。竹野の細君にはGのそういう感じが何となく 恐ろしく思われた。
志賀 直哉 / 雨蛙「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
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