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柔かい靄の中に、雑夫の二本の足がローソクのように浮かんだ。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:38% 作品を確認(青空文庫)
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足の形・雰囲気 霧・かすみ・もや
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前後の文章を含んだ引用
......くめてしまった。喧嘩けんかだナ、と思った。着物で口を抑えられた「むふ、むふ……」という息声だけが、一寸ちょっとの間聞えていた。然し、そのまま動かなくなった。――その瞬間だった。柔かい靄の中に、雑夫の二本の足がローソクのように浮かんだ。下半分が、すっかり裸になってしまっている。それから雑夫はそのまましゃがんだ。と、その上に、漁夫ががまのようにおおいかぶさった。それだけが「眼の前」で、短かい――グッと咽喉のど......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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