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(とうもろこしの実を手ではずして食べる)左手にとうもろこしを持ち、右手の親指のハラのところを溝の左側の一列に押しあて、溝側に押し倒すと、粒はバラバラと倒れて手に残る。一回の押し倒しで、五、六粒の収穫があるからこれを口のところに持っていき、上向きかげんに口を開けてそこへパラパラと落としていく。  湿って軟らかく暖かい穀物の粒が、ポタポタポタと舌の上に落下する感触がこころよく、とうもろこし独特の雰囲気をかもしだす。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 ページ位置:17% 作品を確認(amazon)
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とうもろこし
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前後の文章を含んだ引用
......もろこしは、一本で平均十六列、一列の粒数約三十五粒である。 大変ではあるが、最初の一列を苦労してほじくり出してしまえば、あとの十五列は楽にはずすことができる。 左手にとうもろこしを持ち、右手の親指のハラのところを溝の左側の一列に押しあて、溝側に押し倒すと、粒はバラバラと倒れて手に残る。一回の押し倒しで、五、六粒の収穫があるからこれを口のところに持っていき、上向きかげんに口を開けてそこへパラパラと落としていく。 湿って軟らかく暖かい穀物の粒が、ポタポタポタと舌の上に落下する感触がこころよく、とうもろこし独特の雰囲気をかもしだす。 歯でけずり取る方式では、この雰囲気を味わうことができない。先述の、一粒の〝三層構造〟を味わうこともできない。 それに見た目もよくない。 とうもろこしの両端を持......
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左手(ひだりて)
右手(みぎて)
親指・拇・擘(おやゆび)
左手・・・1.左の手。 ⇔ 右手(みぎて)。
2.左の方向。左側。
右手・・・1.右の手。 ⇔ 左手(ひだりて)。
2.右の方向。右側。
親指・拇・擘・・・1.手足の五本の指のひとつ。五本の端にあって、もっとも太い指。拇指。手の場合は手の平は地面に向けたときに、足の場合は直立したときに、一番内側に位置する。大指(おおゆび)。第一指。母指・拇指(ぼし)。巨擘(きょはく・きょへき)。擘指(はくし・へきし)。お父さん指。
2.一家の主人や亭主、親方などのこと。
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