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怒った自然の前には、人間は塵 ひとひらにも及ばない。人間などという存在は全く無視されている。
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:46% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......――それを君は忘れる事ができない。 すべてこうした懸命な努力は、降りしきる雪と、荒れ狂う水と、海面をこすって飛ぶ雲とで表わされる自然の憤怒 の中で行なわれたのだ。怒った自然の前には、人間は塵 ひとひらにも及ばない。人間などという存在は全く無視されている。それにも係わらず君たちは頑固 に自分たちの存在を主張した。雪も風も波も君たちを考えにいれてはいないのに、君たちはしいてもそれらに君たちを考えさせようとした。 舷 ......
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お手上げ・なす術がない・途方に暮れるの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
あたしが素手で熊に向かっていくようなものだろう。太刀打ちできない。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー〈2〉 (文春文庫)」に収録 amazon
無力同然……太陽の前の星の如く拝跪 しなければならない。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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圧倒的強さ・相手にならないの表現・描写・類語(対立・敵対のカテゴリ)の一覧 ランダム5
重量級のボクサーに挑む軽量級のボクサーのようなものだ。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
この時の戦闘を米軍兵士たちが何と呼んだか──「マリアナの七面鳥撃ち」だ。 七面鳥という鳥はよく知らんが、この鳥は動きが非常にのろく、これを撃つのは子供でも出来るくらい簡単なことらしい。米軍の戦闘機乗りにとって、この時の日本軍の航空機は七面鳥みたいなものだったのだ。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
ネコがネズミをいたぶるように次々と攻撃してくる。
百田尚樹「永遠の0」に収録 amazon
一枚の新聞紙が燃えてしまうのを見ているより、他愛なかった。
小林多喜二 / 蟹工船
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嵐・台風・暴風雨の表現・描写・類語(天災・荒れた天気のカテゴリ)の一覧 ランダム5
遠くのほうの林はまるで海が荒れているように、ごとんごとんと鳴ったりざっと聞こえたりするのでした。
宮沢賢治 / 風の又三郎
自然は何かに気を障 えだしたように、夜とともに荒れ始めていた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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「天災・荒れた天気」カテゴリからランダム5
羊水のような海が暗く騒ぐ気配を見せる
倉橋 由美子 / 倉橋由美子の怪奇掌篇 amazon
自然の暴虐
小林多喜二 / 蟹工船
「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
夢は人間とっておきの自由だ。
林芙美子 / 新版 放浪記
「対立・敵対」カテゴリからランダム5
矢が雨のように飛んで来て
横光利一 / 日輪
犬の噛みあいのような勝負
武者小路 実篤 / 友情 amazon
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