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吹き落ちる気配けはいも見えないあらしは、果てもなく海上を吹きまくる。目に見える限りはただ波頭ばかりだ。
有島武郎 / 生まれいずる悩み ページ位置:47% 作品を確認(青空文庫)
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時化・海が荒れる、波立つ 嵐・台風・暴風雨
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前後の文章を含んだ引用
......るものは長いたわしの柄を、何ものにも換えがたい武器のようにしっかり握っていた。そして舷から身を乗り出して、子供がするように、水をいだり、浸水あかをかき出したりした。  吹き落ちる気配けはいも見えないあらしは、果てもなく海上を吹きまくる。目に見える限りはただ波頭ばかりだ。犬のような敏捷すばやさで方角をぎ慣れている漁夫たちも、今は東西の定めようがない。東西南北は一つのはちの中ですりまぜたように渾沌こんとんとしてしまった。  薄い暗黒。天からとも......
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