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好人物の顔を丸出しにして褒めそやす
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:16% 作品を確認(青空文庫)
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ほめる・絶賛・賞賛
ポジティブな人の印象
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前後の文章を含んだ引用
......ら仕方がない」 「学校の先生方も、基礎教育だけは日本でしろとずいぶん止められたんですが、どうにもこれ(かの女を指して)が置いて行けなかったんで」 すると老紳士は、好人物の顔を丸出しにして褒めそやすようにいった。 「なるほど、ひとり息子さんだからな、それも無理はない」 かの女は他人 のことばかりに思いやりが良くて、自分の息子には一向無関心らしい老紳士が、粗 っぽ......
単語の意味
誉めそやす・褒めそやす(ほめそやす)
好人物(こうじんぶつ)
誉めそやす・褒めそやす・・・誉めまくる。事あるごとに誉める。
好人物・・・相手に好感を与える接し方ができる人。気だてがいい人。お人よし。
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夏目漱石 / 吾輩は猫である
「どれほど美しい薔薇とて、今宵のお嬢様の美しさの前では、色褪せて見えることでございましょう」
東川 篤哉 / 謎解きはディナーのあとで amazon
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人の印象(ポジティブ)の表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
きりっと出来あがった身ごしらえが気持ちに反映する
本庄 陸男 / 石狩川 amazon
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あなたのお母さんが、昔みたいな表情で笑ったりすると、くらっとすることがあるの、長い時間の重みを感じるのね。《…略…》まるで旗がひらひらとはためくように、母の顔の中で過去と未来がいれこになって、まぶしく混じりあうことがある
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
彼女の変りはてた疲れた姿
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
彼女は常に外見を身ぎれいにし、自分の内にある気力を残らず動員し、姿勢をまっすぐに正し、表情を引き締め、老いの徴候をひとかけらも外に洩らすまいと努めていた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
「喜び」カテゴリからランダム5
テニス大会で優勝したダブルスのペアのように拳をぶつけ合った
七尾 与史 / 死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) amazon
楽しくて好きな人たちに囲まれて、幸せ街道を突っ走ってる。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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激しい欲望が、嵐のように彼を襲って来た
池谷 信三郎 / 橋 amazon
春の夜のような心のときめきを感じている
梶井基次郎 / のんきな患者
母に、尊敬の念をおぼえた。あっぱれ、と思った。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
「満足を伝える」カテゴリからランダム5
ぱちぱちと手を打つ音が静かな辺りに響き返って、日中に石を割る音のように聞こえる
内田 百けん / 冥途 amazon
どしゃぶりのような拍手が響く。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
感投詞を奉呈した。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
「感動」カテゴリからランダム5
頭が揺れるような感覚があった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
その時不意に博士が立ち上がり、拍手をした。たとえフェルマーの定理を証明した人でさえ、これほどの称賛は受けられないだろうと思うような、力強く、温かい拍手だった。それは家中に響き渡り、いつまでも鳴り止まなかった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
感投詞を奉呈した。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
なんだか胸のあたりがじわーっと暖かくなってきました。とてもこわれやすい宝物を抱いているような気分でした。地球には、これ以上こわれやすいものはきっとなかったでしょう。
サン=テグジュペリ / 星の王子さま amazon
夢中にしては溜息に実感がこもりすぎていた。
宮本百合子 / 伸子
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