TOP > 感覚表現 > 音の響き > 笛・管楽器・吹奏楽器
折にふれての心を吹く。魂を遊ばせる。
吉川英治 / 八寒道中 ページ位置:6% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
笛・管楽器・吹奏楽器
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......なずいて、 「まあ、そんなもんじゃな。だが、一噌 でなし千野流 でなし……どなたに師事 れたの」 「我流でございます、ただすきなために」 「ふん、自然にな。それでいいのだ、折にふれての心を吹く。魂を遊ばせる。それでいいのでございますわい。……だが笛のせいもあるじゃろうが、おそろしく寒い音色、察するにお手前は、孤独でござるの」 「御明察のとおりでございます」 「お年にして......
ここに意味を表示
笛・管楽器・吹奏楽器の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
ラッパのさきは、朝顔のように口がひらいていた。
庄野 英二 / 星の牧場 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
怖気 だつほど澄んだ音色
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
耳元でぐるぐる 捩れながら吹きすぎていく風の音
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
雨が板屋根に単調でもの憂げな音を立てる
遠藤 周作 / 沈黙 amazon
雪はまだやまない。音はすべて雪に吸い込まれて、静かさよりもうひとつ上の状態にあるようだった。無をとおりすぎて、耳鳴りのようなかすかな音が聞こえるのだ。
林 真理子 / 京都「最終便に間に合えば (文春文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ