TOP > 食べ物表現 > 和食・日本料理 > 和食・日本料理全般
TOP > 食べ物表現 > 料理(その他) > 前菜・お通し(突き出し)
日本料理独特の小ぶりにしゃれた味を吟味したつき出し
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
和食・日本料理全般
前菜・お通し(突き出し)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......私たちは同じ環境のなかで暮していたのに、みな、たべるものも、食べたいものも、違っていた。父は大食いでくいしん坊だけれど、たべものをしみじみと味わうほうではない。日本料理独特の小ぶりにしゃれた味を吟味したつき出しなど、あまり好きではない。大ぶりにたっぷりと、胃のなかに充実感をあたえるものでないと満足しないらしく、シチューなども、とけそうに煮えた大きなじゃがいもが入ってい......
単語の意味
吟味(ぎんみ)
吟味・・・物事を念入りに調べて選ぶこと。
ここに意味を表示
和食・日本料理全般の味、おいしさを伝える表現・描写(和食・日本料理のカテゴリ)の一覧 ランダム5
現在の日本料理の形式は、茶懐石から発達したものであろう
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
前菜・お通し(突き出し)の味、おいしさを伝える表現・描写(料理(その他)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「和食・日本料理」カテゴリからランダム5
「料理(その他)」カテゴリからランダム5
おいしいものというのは、なにもお金のかかったものではなく、心のこもったものだと私は信じている。 《…略…》私のおいしいと思うものは、銀のお盆にのったしゃれた高価な料理ではなく、家庭的な温かい湯気のたつ料理だ。 台所から流れるフライパンにバタがとけ卵がこげてゆく匂い、それは台所で歌われている甘くやさしいシャンソンではないだろうか。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
濃い味、脂ぎった味、極端に辛い味、甘いは、本当の味とはいえない。真実の味とは「淡」である。
藤井宗哲・藤井まり / 魂の食 SOUL FOOD amazon
ことことさっきからキャベツを刻んでいる。
林芙美子 / 新版 放浪記
このようにして食べてゆくと、そのだんどりの巧妙さと、食べすすむ客の舌へあたえる刺激と変化によって、知らず知らず、さらに食慾が、かきたてられてくるようなおもいさえする。それは一種、ダイナミックな律動感をわれわれにあたえてくれるほどだ。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
和食・日本料理 の味・おいしさの表現の一覧
料理(その他) の味・おいしさの表現の一覧
食べ物表現 大カテゴリ