(にしん漬け)目に沁みるほど白い大根とキャベツに混じって、こげ茶のニシンと真っ赤な人参と麹が鮮やかなコントラストを描いて、これだけでも絵になる
渡辺淳一 / これを食べなきゃ 作品を確認(amazon)
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にしん
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単語の意味
麹(こうじ)
コントラスト(こんとらすと)
鯡・鰊(にしん)
麹・・・米や麦や大豆などの穀類を発酵させるコウジカビを繁殖させたもの。
コントラスト・・・対比。比較。二つのものを比べたときの差。ある物体とそれ以外の風景とが区別できるようになる視覚的な差。明るい部分と暗い部分との明度の差。
鯡・鰊・・・ニシン科の海水魚。全長35cmほど。見た目はマイワシに似ている。鱗(うろこ)は円形で背中は暗青色、腹部は銀白色。北海道の北方の海で獲れる。食用で、とくに卵巣は「数の子」になる。
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(うなぎのかば焼き)普段はご飯といっしょに食べることでごまかされている小骨と脂のぬるつきが、甘いたれと混じって、非常に喉ごしが悪い。うす黒い皮の部分がゴムっぽい食感で、十日間ほど甘く煮こんだ靴底の味がする。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
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