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一条の水が銀の糸のようにしたたる
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蛇口・水道(水)
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単語の意味
銀(ぎん)
銀・・・1.金属元素のひとつ。元素記号Ag、原子番号47。金よりわずかに軽く、白く光って美しい艶(つや)をもつ金属。金属中最も熱と電気の伝導性が高い。空気中では酸化しないが、硫黄の化合物にあうと黒色に変わる。
2.銀メダルの略。
3.銀色の略。しろがね色。
4.将棋の、銀将の略。
2.銀メダルの略。
3.銀色の略。しろがね色。
4.将棋の、銀将の略。
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蛇口・水道(水)の表現・描写・類語(外の設備・工作物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
蛇口から出る水の音が、小さな滝のようにきこえた。
島尾 敏雄 / 死の棘 amazon
蛇口は人差し指くらいの細さしかない。その先端はなにかを排泄しようとしてそのまま止まってしまったかのようにふたつ段々がついている。その先から透明なものが、緩やかに、緩やかに現れる。まわりの景色がその表面に映っている。洗面台が、白い壁が、麻理子の顔が、その中に閉じ込められている。それは見つめているとどんどん膨らんでゆく。そして品がないくらいまで大きくなると、一瞬涙の形を浮かべ、そしてぴたんと落ちる。
また一滴垂れる。その瞬間には次の粒が蛇口から顔を出し始める。まったく同じことを繰り返してゆく。徐々に大きくなってゆき、その表面を震わせ、線香花火の玉のようにぴたん落ちる。次が蛇口から現れる。わずかに付着していただけのちっぽけな水は、やがて仲間を吸収し、ぷくりと垂れ下がり、蛇口の先端から離れて離れてとうとう千切れる。
瀬名 秀明 / パラサイト・イヴ amazon
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蜘蛛 の 巣 だらけの電球が道を見下していた。
志賀 直哉 / 雨蛙「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
噴水の水は花火の様であった。
内田 百けん / 東京日記 他六篇 amazon
(井戸の底から空を見上げる)上の方には光の円がまるで冬の月みたいに小さい小さく浮かんでいる
村上春樹 / ノルウェイの森 amazon
小屋がけの見世物やの灯が、ほおずきみたよに見えましてなァ
宇野 千代 / おはん amazon
日の光がとっぷりと隠れてしまって、往来の灯 ばかりが足もとのたよりとなるころ
有島武郎 / 或る女
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