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パンにしても何か粉っぽくて、舌ざわりがぽくぽくしておいしくはなかった。
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 ページ位置:43% 作品を確認(amazon)
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味がまずい
パン
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前後の文章を含んだ引用
......ヘレス、これこそスペインの田舎の味であった。 * スペイン料理は決して洗練された料理ではないし、オリーブ油を使っているので好きになれないひともいるようだ。パンにしても何か粉っぽくて、舌ざわりがぽくぽくしておいしくはなかった。しかしレストランはどこへ行っても雰囲気がよく、気分よく食事が出来た。 注文を受けるボーイ、皿を運んでくるボーイたちは、みな礼儀正しくて感じがよかった。あまりおい......
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味がまずいの表現・描写・類語(味・歯触り・舌触りのカテゴリ)の一覧 ランダム5
女中たちが客に尻を向けてテレビを見物している。 別に、とろろ飯の味は変っていないようだが、こうなると、すべてがぶちこわしになってしまう。 うまいものも、まずくなる。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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パンの味、おいしさを伝える表現・描写(パン・お餅のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(メロンパン)丸くて黄色くて、カサカサしていて一番上のところがカサブタ状になっているのだが、これがどうしてメロンなのか。
東海林 さだお「タコの丸かじり (文春文庫)」に収録 amazon
コロッケパンの特長は、コロッケの柔らかさがパンの柔らかさ同調しているところにある。コロッケパンの同類にハムカツサンドがあるが、ハムカツはパンと同調しない。噛んでいくと、ハムカツのところで歯の動きがいったん止まる。コロッケパンは、噛んでいくといつのまにか歯がコロッケを通過している。そして、口の中がいつのまにかパンとコロッケとソースが混じりあった味になる。混じりあった瞬間、なんだかとても楽しい気分になる。
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
(クロワッサン)三日月型のパン
小川 洋子「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
配給された小石のような固パン
遠藤 周作 / 海と毒薬 amazon
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「味・歯触り・舌触り」カテゴリからランダム5
「パン・お餅」カテゴリからランダム5
茶褐色で、トゲトゲしていて、しつこそうで、油っぽくて、一癖も二癖もありそうな問題児的イメージのカレーパン。異端を少しも恐れない確信犯的風貌。
東海林さだお / 鯛ヤキの丸かじり amazon
彼女はまるでレンブラント(オランダの画家)が衣服のひだを描くときのように、注意深く時間をかけてトーストにジャムを塗った。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
コロッケパンの特長は、コロッケの柔らかさがパンの柔らかさ同調しているところにある。コロッケパンの同類にハムカツサンドがあるが、ハムカツはパンと同調しない。噛んでいくと、ハムカツのところで歯の動きがいったん止まる。コロッケパンは、噛んでいくといつのまにか歯がコロッケを通過している。そして、口の中がいつのまにかパンとコロッケとソースが混じりあった味になる。混じりあった瞬間、なんだかとても楽しい気分になる。
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
配給された小石のような固パン
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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