TOP > 暮らしの表現 > 政治・経済 > 貧乏・お金がない
その日暮しの貧乏人
芥川龍之介 / 運 ページ位置:81% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
貧乏・お金がない
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......なって、臥 ていたそうでございます。 「こっちは八坂寺 を出ると、町家 の多い所は、さすがに気がさしたと見えて、五条京極 辺の知人 の家をたずねました。この知人と云うのも、その日暮しの貧乏人なのでございますが、絹の一疋もやったからでございましょう、湯を沸かすやら、粥 を煮るやら、いろいろ経営 してくれたそうでございます。そこで、娘も漸 く、ほっと一息つく......
単語の意味
蜩・茅蜩・秋蜩・日暮・晩蝉(ひぐらし)
蜩・茅蜩・秋蜩・日暮・晩蝉・・・セミ科の一種。夏から秋にかけて、明け方や夕方に「カナカナ」と鳴く蝉(せみ)。日暮れ時に鳴くため「日を暮れさせる蝉」としたのが名前の由来。カナカナ、カナカナ蝉とも。
ここに意味を表示
貧乏・お金がないの表現・描写・類語(政治・経済のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「政治・経済」カテゴリからランダム5
吉川英治 / 無宿人国記
芥川龍之介 / 杜子春
眼鏡を買いたくても、八十銭の日給では、その日に追われて眼鏡を買うどころのさわぎではない。
林芙美子 / 新版 放浪記
同じカテゴリの表現一覧
政治・経済 の表現の一覧
暮らしの表現 大カテゴリ