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規則正しい寝息をたてて
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 ページ位置:73% 作品を確認(amazon)
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イビキ・寝息
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前後の文章を含んだ引用
......テレビでヒッチコックの映画を観てから、布団にもぐり込んで灯りを消した。階下の時計が十一時を打った。「明日は早いからね」と僕は言った。 返事はなかった。彼女は既に規則正しい寝息をたてていた。僕はトラベル・ウォッチの時間をあわせ、月あかりの下で煙草を一本吸った。川の水音の他には何も聞こえなかった。町全体が眠り込んでしまったようだった。 一日移動......
単語の意味
寝息(ねいき)
寝息・・・眠っているときの息(=呼吸)。また、その音。
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傍で寝ている酒気を帯びた父の鼾 が喉 にからまって苦しそうだ。
岡本かの子 / 渾沌未分
万象に疲れた人のような鼾をかく
夏目 漱石 / 門 amazon
僕のシャツの袖は彼女の寝息であたたかく湿っていて、それが妙にくすぐったく感じられた
村上春樹 / 回転木馬のデッドヒート(今は亡き王女のために) amazon
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「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
寝転んで、天井を睨 んでいた
林芙美子 / 新版 放浪記
寝床のなかに、実をとったあとの莢(さや)のように、兵太のからだが長くのびている
和田伝 / 沃土「和田伝全集 第2巻」に収録 amazon
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