濁った朝焼けの空を、樹々の梢がやたらにかきまわして騒ぐ
永井 龍男 / コチャバンバ行き 作品を確認(amazon)
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枝
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単語の意味
朝焼け(あさやけ)
朝焼け・・・日の出のころ、東の空が一面に赤く染まること。雨の前兆といわれる。
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枝が激しく揺れながら、箒(ほうき)のように水面を撫でては起き上がろうとする
伊藤 整 / 青春 (1960年) amazon
一枚も残らず葉を振い落した五六本の桐の木が、星の光りを仰ぎつつ妙な枝ぶりを躍らしている。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
折れ曲がった細い梢が老人の指のよう
長野 まゆみ / 銀木犀 amazon
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「植物」カテゴリからランダム5
(枯れ木)見通しの利くようになった木の枝
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
絹地のように薄く柔らかな葉
連城 三紀彦 / 棚の隅 amazon
岡本かの子 / 母子叙情
(下のほうをむしり取られた門の蔦は)流行を追うて刈り過ぎた理髪のように軽佻で滑稽にも見えた。
岡本 かの子 / 蔦の門 amazon
(蔦は)金朱のいろの錦の蓑をかけ連ねたように美しくなった。
岡本 かの子 / 蔦の門 amazon
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