この表現が分類されたカテゴリ

前後の文章を含んだ引用

......ルは、ここがメインのレース場ではないと気づいた。よくわかっていないが、パドックとは出走する馬と騎手の品定めを行うような、とにかくそういう場所だとは認識していた。円の反対側に立つ人々の真剣な眼差しが馬の身体を射抜き自分の身にまで届くようで、マサルは険しい顔をつくった。別段不機嫌になったわけでもなく、鮨詰めのこの場所にいていいのは、レースの予想に情熱を注いでいる人たちだけのような気がして、現段階......

単語の意味

身体（しんたい）

目差し・眼差し（まなざし）

馬（うま）

身体・・・人のからだ。肉体。

目差し・眼差し・・・物を見るときの目の表情。物に視線を向けるときの目のようす。目つき。目線。

馬・・・１．ウマ科の哺乳動物の総称。古くから耕作・運搬・常用に使う重要な家畜。体が大きく、首・顔が長く、鬣（たてがみ）がある。草食。
２．脚立（きゃたつ）の異称。四方に開いた支脚を有する台。
３．将棋で角の成ったもの。竜馬（りゅうめ）。成り角。
４．「つけうま」の略。遊興費の不払いを取り立てるため客に同行する者。
５．体操で跳馬のこと。またその用具。