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畳に差し込んでいる街灯が、古い畳の上で点滅する蛍光灯と混じっている。
吉田修一「悪人」に収録 ページ位置:24% 作品を確認(amazon)
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室内に差し込む光
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前後の文章を含んだ引用
......廊下を進み、勝治の寝ている部屋の障子を開けた。「じいさん、また入院するって? 病院より家のほうがよかやろが?」 障子を開けた途端に、かすかにしものにおいがした。畳に差し込んでいる街灯が、古い畳の上で点滅する蛍光灯と混じっている。「病院に行けば、家に帰りたいって言うし、家に連れてくれば、病院のほうがよかって言うし、ほんと、もうどうにもならんよ、この人は」 房枝がそう言いながら蛍光灯をつけ......
単語の意味
蛍光(けいこう)
蛍光・・・1.蛍の光。ほたる火。
2.(物理学)ルミネセンスの一種。ある物体に光やエックス線を当てたとき、その物体が別の光を出す現象。また、その光。
2.(物理学)ルミネセンスの一種。ある物体に光やエックス線を当てたとき、その物体が別の光を出す現象。また、その光。
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暗い部屋に屋根を打ち抜いてガラスをはめて光線が引いて
有島武郎 / 或る女
(美術館では)高い天井から差し込む光が足元に十字架のような模様を作っている
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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(差し込む光で)雨戸の隙間が、赤い色ガラスのような光をはなち
安部 公房 / 他人の顔 amazon
車内が明るく外が暗いせいで、景色が見たいのに自分の顔ばかり映ってしまう窓ガラスにぎりぎりまで顔を寄せ
綿矢 りさ / 自然に、とてもスムーズに「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
テーブル席は疎らに埋まっていて、奥の個室からは、扉が開く度に、何やら騒々しい声が漏れてきた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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うすら冷たくほのぼのとした河明りが、障子にうつるこの室
岡本かの子 / 河明り
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