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そばに坐ったかの女は、身体を「く」の字や「つ」の字に曲げ、「ねえ、先生、よってば」「いいでしょう、先生」と腕に取りすがったり髪の毛の中に指を突き入れたりした。
岡本かの子 / 雛妓 ページ位置:35% 作品を確認(青空文庫)
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甘える・じゃれる・すり寄る
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前後の文章を含んだ引用
......笑して傍観していた逸作は、こう言われて、 「このお嬢さんは、売れ残りのうちの姐さんのためにだいぶ斡旋あっせんするね」  と言葉で逃げたが、雛妓はなかなか許さなかった。逸作のそばに坐ったかの女は、身体を「く」の字や「つ」の字に曲げ、「ねえ、先生、よってば」「いいでしょう、先生」と腕に取りすがったり髪の毛の中に指を突き入れたりした。だがその所作よりも、大きな帯や大きな袖に覆われてはいるものの、流石さすがに年頃まえの小娘の肩から胴、わき、腰へかけて、若やいだ円味と潤いと生々しさが陽炎かげろうのように立騰たちのぼり、......
単語の意味
身体(しんたい)
髪の毛(かみのけ)
身体・・・人のからだ。肉体。
髪の毛・・・頭部に生える毛。毛髪(もうはつ)。髪。
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二人は何度も互いの体を突き合って、 もつれるように雪の中を歩いた
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