TOP > 感覚表現 > 音の響き > 地鳴り・地響き・地震の音
ごうと地響き
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 ページ位置:3% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
地鳴り・地響き・地震の音
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ためには相当なサバイバル精神が必要。目をつむって頭のなかでシミュレーションする。 勤務先の百貨店から帰る途中、地下鉄で電車を待っているさなかに大地震が発生する。ごうと地響き、周りから悲鳴、立っていられずホームを転がった私は、まずハイヒールを失う。当然だ、あんな危機意識の低い不安定な靴をはいている人間なんてまず最初に淘汰される。電車......
ここに意味を表示
地鳴り・地響き・地震の音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
脳天をトンカチで叩くような感じの音楽
干刈 あがた / ゆっくり東京女子マラソン amazon
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
屋根屋根の上にぽっかり島のように浮かんだ山
安岡 章太郎 / 質屋の女房 amazon
左右に青木ヶ原の爽快な地平線の眺めが、数十里の彼方まで拡がった。
宮本百合子 / 伸子
遠く排気ガスにかすんで林立する高層ビル群を広々と見渡すことができる。街の騒音もここでは遠い海鳴りのようにしか聞こえない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「天災・荒れた天気」カテゴリからランダム5
世界が消え失せるばかりの大地震、大噴火、大海嘯 が四方八方から渦巻き起る。
夢野久作 / ドグラ・マグラ
台風が去ったあとの川には、畳や 窓枠 などと一緒に、額に納まったままの油絵や木製の置き物といった思いもかけない漂流物が流れてくる。付近の子供たちは、手に手に長い 竿 や網を持って河畔に集まり、めぼしい品を引きあげて晴れた空に乾かすのである。それが台風のあとの楽しみでもあった。そしてこんな日は、 鮒 や鯉の群れが、日がな一日川面に浮きあがって疲れた体をのんびり 癒していた。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
暗い冬の海の咆哮
宮本百合子 / 伸子
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
地上・陸地 の表現の一覧
天災・荒れた天気 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ