境内の樟(くすのき)が、若葉の季節には、緑という黄金色に輝いて、初夏の空の蒼(あお)によく映える
永井 路子 / うたかたの 作品を確認(amazon)
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晩春・初夏
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単語の意味
映える・栄える(はえる)
初夏(しょか・はつなつ)
若葉(わかば)
蒼色(あおいろ・そうしょく)
映える・栄える・・・1.光り輝く。明るい光に照らされて輝く。あざやかに見える。
2.引き立つ。立派で、引き立って見える。周囲のものとの対比によって一段と美しさが目立つ。
2.引き立つ。立派で、引き立って見える。周囲のものとの対比によって一段と美しさが目立つ。
初夏・・・ 夏の初め。陰暦4月の異名。孟夏(もうか)。首夏(しゅか)。
若葉・・・芽を出したばかりの葉。とくに、初夏の木々のみずみずしい葉。新葉(しんば)。
蒼色・・・「青」と同じ。とくに、くすんだ不透明の青色や血の気のない青色、または干した青草のような少し暗い青緑色をいう場合もある。
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晩春から初夏へ移り変わる山里の、新緑の美しさ
池波 正太郎 / 剣客商売 amazon
一雨ごとに、芒 はのびて、もう武蔵野は、夏めいてくる。
吉川英治 / 野槌の百
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一雨ごとに、芒 はのびて、もう武蔵野は、夏めいてくる。
吉川英治 / 野槌の百
桜吹雪が、夥しい数の蝶の乱舞に思えてくる
飯田栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
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東京ではもう桜も木蓮も散り、楓が若葉を拡げはじめていた。
宮本百合子 / 伸子
一ふきの風も動かぬ、もーっと水蒸気のかかった八月の暑さ
宮本百合子 / 伸子
今は一番日の長い季節だ。五時半でもまだ夕方という感じがしない。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
風鈴が折々思い出したようにかすかに鳴る
森 鴎外 / 阿部一族 amazon
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