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(ぶら下がった)前足を懸 け易 えて足懸 りを深くしようとする。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:41% 作品を確認(青空文庫)
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ぶら下がる・つるし上げる
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前後の文章を含んだ引用
......上に飛び上がろうとした。前足だけは首尾よく棚の縁 にかかったが後足 は宙にもがいている。尻尾には最前の黒いものが、死ぬとも離るまじき勢で喰い下っている。吾輩は危 うい。前足を懸 け易 えて足懸 りを深くしようとする。懸け易える度に尻尾の重みで浅くなる。二三分 滑れば落ちねばならぬ。吾輩はいよいよ危うい。棚板を爪で掻 きむしる音ががりがりと聞える。これではならぬと左の前足を抜き易......
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